ダブルファンタジー② no.27

2021年06月23日 09:23

百合先生とのダブルセラピスト企画について、オーナーにその旨お伝えしました

その上でブログを書いていただけないかお願いしたところ、快く(?)引き受けてくださったので、こちらに掲載いたします(* 'ᵕ' )

世代や趣味嗜好でピンとくる方もいらっしゃるのではないかなと


イケナイ妄想…
掻きたてられるかな⸝⸝ʚ̴̶̷̆ˬʚ̴̶̷̆⸝⸝ぴえぇン

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来週28日(月)から正式にスタートいたします
時間帯は下記の通り決まっております

【みみと百合のダブル・ファンタジー】
①14:00-15:30
②16:00-17:30
③18:00-19:30           金額 ¥31,000-


では私は ここまで♪̊̈♪̆̈ 膝枕みみ


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吉祥寺バウスシアターをご存知でしょうか

吉祥寺にかつてあった
映画館、ライブハウス、小劇場が集まった
吉祥寺の文化そのものだったといえる場所。


バウスシアターで舞台を観たり、
ロッキー・ホラー・ショーを観たり、
バンドのライブを観に行ったり、

たまいちのメンバーである
膝枕みみさんと百合先生の企画。
その話を聞いてるうちに、
ふと、その頃の事を思い出しました。

昭和から平成に時代が移り行く頃
私にとってバウスシアターに行くという事は
何かを観に行くのではなく

《バウスに行けば何かがある》
そう思える場所でした。


たまいちもそうなのだと

バウスシアターは当時の私にとって
ロードショーとは違う、ミニシアターという
言葉が生まれる前の
“いわゆる単館上映で、ここでしか観られない
映画を上映するというシアター”
というイメージだったのです。

この企画はたまいちというお店でしかありえない、そんな事を感じさせる企画です。


新宿三丁目の保健室の百合先生と
吉祥寺のニッチ倶楽部の膝枕みみさん


コラボレーションとかセッションとか
そんな格好つけた言葉ではなく、
シンプルにハーモニーを奏でる。


だって、そう思えるほど二人の声は
魅力的なのです。

膝枕みみさんの声は、台の付いた大きな木琴の音のような優しい響きの心地よさが魅力です。
百合先生の声は、ピアノの音のような豊かな音色が魅力です。

このふたりの声、ふたつの音のハーモニーは
ただ説明を受けているだけなのに、
まるで施術(この場合は演目)を受けているかのようでした。

オイルなし、ほぐしなし、
ちょっとしたアイテムを使い
施術ではなく演目と…まさかの展開???


たぶんこれだけでは伝わることは少ないはずなのに、それでも伝わってきたものに、いけない妄想を掻き立てられました。


バウスシアターの代名詞のひとつは
ロッキー・ホラー・ショーでした。

21世紀でこそ形式美を愉しむエンターテイメントになりましたが、初期の頃は只々訳の分からないカルトなものでした。

タイトルにはホラーとありますが、ホラー的要素は全くと言って良いほどありません。
この主人公を見ていただければ、お分かりになると思います。

あの倒錯した耽美な世界
カルト映画として有名なこの映画の楽しみ方は

「参加すること」

実際に舞台に上がり映画に合わせて踊ったり、
応援上映という言葉が生まれる前から、
客が参加して愉しむというものでした。

柔らかな拘束感、倒錯させられていく感覚、
そこに自らの肉体を使って溺れていく、
そういう参加型のショーがつくられるのかと。


メンズエステという曖昧な世界で
セラピストと称する送り手と
お客様という受け手。

そこに決まった形などなく
只々自由に送り手は世界を創り上げ、
受け手はその世界に包まれる
予定調和を感じさせない世界

そしてロッキー・ホラー・ショーの
エンディングのように
その時のことが夢であったのかと、、

思うに、ふたりの話を聞いただけでも
こんなに妄想が広がるなら、
実際にこの世界に触れられた時は
妄想なんてありふれた言葉では言い表せない、何かもっともっと先にある所へいざなわれるのだと、そう期待させられています。


「夢見てちゃダメ、夢になりなさい。」
                  byフランク・フルター



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